
-
参進の儀
神前結婚式の儀式のひとつで、雅楽の調べのなか、巫女さんや神
職に続き親戚ご一同が列をなして神殿まで進む、古式ゆかしい
儀式。人々に見守られながら粛々と一歩ずつ、ゆっくりと進むこと
で気持ちも徐々に引き締まります。 
合わせ水
花嫁が花婿の家の玄関に着いたとき、竹筒に入れてきた生家の水と婚家の水を「カワラケ」という器に注ぎ一口飲んだ後、
仲人夫人がその器を地面に打ち付けて割る儀式のことを「合わせ水」と言います。この風習にはひとつに注いだ水を分ける
ことが出来ないように、花嫁が結婚後の生活に馴染み、両家の幸せを願うあたたかな想いが込められています。
-
花嫁のれん
花車やおし鳥などのおめでたい柄に実家の家紋を染め抜いた友禅のれん。婚礼の一
週間くらい前から花婿家の座敷入口にかけ、結婚式の日に花嫁は新郎側のお手引き
の子供に手を引いてもらいのれんをくぐります。そのあとお仏壇にお参りします。 
-
仏壇参り
北陸一円で今も広く受け継がれているしきたりです。
合わせ水の儀式の後、白無垢の衣装を纏った花嫁が花婿の家の仏壇と神棚にお参りして相手の先祖に礼拝をなし、家族の一員となる心持ちを表わします。 
落ちつきの餅
婚礼の宴の始めに出される、紅白の小餅が入った雑煮です。結婚という契りの固さを餅で表わし、花嫁が末永く落ち着きますようにとの願いが込められています。
鯛の唐蒸し
宴が最高潮に達する頃、2匹の鯛の腹に百合根、麻の実、きくらげ、卯の花などをたっぷりと詰めて九谷焼の大皿に盛り付け、子孫繁栄を象徴した見た目も鮮やかな縁起ものの料理です。
祝い菓子
- 寿せんべい
結婚の披露宴のときにお茶菓子に使う、蜜で「寿」を浮き出させた紅白のせんべいに松の葉を象った砂糖菓子を 添えた金沢の祝い菓子です。松葉のように二人離れず夫婦円満がつづくことを願うものです。 - 五色生菓子
二代藩主利長の時代に考案された祝い菓子で、「日月山海里」とも呼ばれます。それぞれ、部分を赤く染めた白い 餡餅を「日」、白色丸形の饅頭を「月」、黒く丸い羊羹を山の土から「山」、波型の大福を「海」、黄色く染めた米をまぶした えがら饅頭を田の稲穂・実りの「里」を象徴しており、万物全ての和合を表しています。





